今日は小学生やその保護者の方でも読んで頂きたい記事を書いてみました。
ですがどの年代においても当てはまることなので、是非一読してもらいたいです。
サッカーを少しでもかじったことことがある人であれば誰でもこんなことをかんがえたことはないでしょうか?
『リオネル・メッシ選手のようにボールコントロールが上手かったらどれだけサッカーが楽しいのだろうか?』
そしてそれと同時に
『なんで、自分は簡単なパスやドリブルをミスしてしまうのか?』
と思ったことはないでしょうか。
Jリーグや日本代表の試合を見ていても、
『なんでそんな簡単なミスをするんだ?』
と、イラついたり
海外サッカーを見ていると
『ドリブルもパスもシュートもレベルが高いな』
と感じますよね。
ですが、いざ自分が同じプレーを試合で試すとうまくいきません。
トラップが跳ねてしまう。
パスがずれてしまう。
ドリブルのタッチが大きくなってしまう。
シュートを浮かしてしまう。
上手くいかなくて歯がゆいと同時に、そんなことが当たり前になっていないでしょうか。
また、指導者の方からすると、
『またイージーミスか。。。』
と、呆れていないでしょうか。
そんな悩みを解決する方法は一つ。
それは、
『たくさんボールを触る』
です。
これは、自分のチームで同じことを選手たちに話しています。
『上手くなりたければ、たくさんボールに触りなさい。触れば触るほどボールコントロールの能力は上がります。』
これは、誰もが当てはまることです。
少し視点を変えてみましょう。
『あなたは、リフティングが出来るようになるまで、どのくらい時間をかけましたか?』
小学校1~2年生の頃だったでしょうか。
友人と公園に集まり、朝から日が暮れるまでリフティングの練習をしていなかったですか?
ワンバウンドリフティングから始めた人が多いかもしれませんね。
球体という力に対して正直に動く物体をひたすら空中にとどめるために蹴り上げ続ける。
ボールは正直なので少しでも違った方向から力が加われば、自分のもとから離れてしまいます。
だからこそ、来る日も来る日も地道にコツコツとリフティングの練習をし、
ここにこれくらいの高さでボールが上がったら、次はこれくらいの力でこの方向にボールを蹴れば、また元に戻ってくる。
と、いうものを考えずに感覚で出来るようになったのではないでしょうか。
少年サッカーのコーチをしているお父さんコーチが必死に子供と一緒になってリフティング練習をしている姿は、今でも公園で目にします。
それだけボールを正確にコントロールするのは至難の業であるということです。
そして、それは、ドリブル・パス・シュートに関しても同じです。
あなたがドリブルミス・パスミス・シュートミスをするのは、単純にこなしている時間が少ないのです。幼いころに命をかけて行ったリフティングのようにドリブル練習を、パス練習を、シュート練習をしてみてください。必ず上達することでしょう。
それと同時に言いたいことは、成長スピードは人それぞれ違うということです。
例えば器用な人であれば短時間で収得できることでも、不器用な人はより時間がかかってしまいます。
だからこそ、たくさんボールを触らなければいけないんです。
自分よりミスが少ない人は、あなたがボールを触ってきた時間より、長い時間ボールを触っているんです。
脚は人間の体の中で最も脳から遠い部位です。
日常生活を送るだけでは神経回路は発達しません。野球をやっていない人が、ボールを投げることはできますが、サッカーをやっていない人がキック出来ないのはこれが理由でしょう。(科学者ではないのでこれだけではないと思いますが)
だからこそ、たくさんボールをさわって細かい神経回路を開通させればいいのです。
そこには才能は不要です。
時間をかけるかかけないか、それに尽きると思います。
今からでもまだ間に合います。
あなたも今日からたくさんボールを触ってください。